初めに
台風15号の通過を機にすっかり秋も深まって来たと感じています。つい先週まで、半袖で自転車通勤が余裕でできていましたが、今は長袖が恋しくなってしまいました。北海道では、紅葉と積雪が同時に見れる珍しい状態になっているそうです。
私、紅葉を撮りに来たんですけど🥺#北海道 #三国峠 #層雲峡 #雪 #積雪 pic.twitter.com/v8PKE1B8Qv
— Emi Kikuchi /emin (@emin_kiss) October 8, 2022
そんな10月ですが、オンラインで見れる放射線技師の学会についてラドピーの独断と偏見を交えて紹介したいと思います。
おしながき
学会名 | 開催日時 | 応募締め切り | 参加費用 | 参加方法 | リンク |
第15回 静岡県MRI画像研究会 | 10/15 14:00〜16:30 | 10/12 24:00 | 500円 | zoom | (公社)静岡県放射線技師会 |
第16回 中部マルチスライスCTシンポジウム | 10/15 15:00〜17:35 | 明記なし | 0円 | zoom | 2022年10月15日 中部マルチスライスCTシンポジウム |
おすすめの研究会
第15回 静岡県MRI画像研究会
演題のテーマが小児MRIとなっています。自分が働いている病院で小児のMRIの経験がないので知識として知っておきたいと思い選抜しました。
第16回 中部マルチスライスCTシンポジウム
選定理由は、無料なのにX選CTの単位をくれる学会である事や、近年CTにおけるホットな話題の一つのフォトンカウンティング技術についての発表があるからです。フォトンカウンティングについてはシーメンスさんが解説しているのでリンクを貼っておきます。ラドピーはフォトンカウンティング技術によって再構成された心臓が、ゲームの中のCGみたいに滑らかで血管一つ一つが綺麗だったのが記憶に新しいです。
リンク:フォトンカウンティングCTの原理 – Siemens Healthineers Japan
番外編
第18回放射線医療技術フォーラム CSFRT2022
- 開催日 オンデマンド配信方式 10/31 12:00〜11/21 23:59
- 申し込み 10/11 23:59
- 参加費 非放射線技師会員8000円
- 参加演題 50以上
おそらく10月開催の学会の中では最大規模の学会かとおもいます。演目も今注目が集まっているMRIのコンプレックスセンシング技術や3Dカメラを用いた体幹部CTの位置合わせ精度の検討など興味深い演題が多いです。しかしなぜ番外編にしたのかというと、参加費が私の財布には痛すぎるからです。もし病院等から補助金が出る方なら参加してみてもいいかもしれません。
リンク:一般演題発表順|第18回中四国放射線医療技術フォーラム CSFRT2022
第72回 GUR研究会 web
- 開催日 10/21 19:00〜20:30
- 申し込み 10/7 9:00〜10/21 18:00
- 参加費 1000円
- 参加には関西GUR研究会に加入する必要があり、加入には医師免許が必要
GURとはgenitourinary(泌尿生殖器)の略です。演題内容も「婦人科画像診断に伴う興味深い出来事の数々」と興味深いです。なぜ興味深いかというと、近年婦人科領域または、男性泌尿器科領域ではOーRADSやPI-RADSといった前立腺や婦人科領域に対する画像診断の標準化の大きな動きがあると私は感じているからです。
PI-RADSについて「画像診断カフェ」さんの方で解説をしてくださっているのでリンクをあとで貼っておきます。
私が医師免許をもっていたら試聴できるのですが、残念です。
リンク:前立腺癌のMRI画像診断におけるPI-RADS v2.1まとめ!
おわりに
10月の発表会いかがだったでしょうか。この記事を作るのが10月以降に作ってしまった為、参加申し込み締め切りが近くなってしまいました。来月以降は、早めに作っていきたいと思います。
ラドピーはおすすめにあげた2タイトルは見たいと思う気持ちがありますが、同一日の開催のため完全に両方を見る事ができないですが、お目当てのフォトンカウンティングの講演はMRI学会の後の時間なので時間差で見れたら見たいです。本来でれば会場が静岡と名古屋なので同時試聴は物理的に不可能ですが、オンライン学会ですとこういった荒技ができるのも強みと感じます。
もし気力があれば、2タイトルの中でラドピーが気になった専門用語等の解説の記事も作れたらと思います。
では、寒くなりそうですが体にお気をつけて良き技師ライフを‼︎
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